ベトナムってどんな感じ①一般的な日常

司会 モリタ

国中に活気があります。

  • 「ベトナム人は良い暮らしをしたい。」その一心で働く。
目次

一般的な日常

妻との日常会話から伝え聞くと〜

就職、結婚

真面目に働き、20歳前後で結婚が平均的な生き方。
(ハノイやホーチミンのような都会人は晩婚化)

大学進学率は30%くらい。

特に田舎では、大学へ行っても学費に見合う就職先が少ないから、日本でいう高校を卒業したら働くようだ。
早く稼いで、バイクやスマホを手に入れたいらしい。

彼らに共通しているのが親に仕送りすること。
親世代は日本のような年金は得られても少額。
だからこそ、子供たちはお金を稼ぎたい。

田舎では得られる賃金が安いので都会に移り住む。
妻は10人兄妹その内8人が実家を後にしている。

皆で一緒に住んだり結婚しても週末にはよく集まる。
テト(旧暦の正月)には都会から人がいなくなる。
実家への大移動。車やバスもあるが、基本はバイク。

夫婦なら、共働きは当たり前。
男性は労働の後、仲間とBeerを陽気に飲むのが日課。
育児はほとんどしない。
女性は仕事・育児・家事と大忙し。

白衣 A

大人数で暮らすから何とかなります。

親子が別に暮らす。

問題なのが子供の学校。
現住所ではなく親の出身地の学校へ通う。

つまり、都会で生活基盤を築いて結婚しても生まれた子供は親の出身地の学校へ行かねばならない。

例えるなら、祖先が北海道に居住したら子孫は東京に生活基盤が何世代あっても子供時代は公立学校は北海道で通わなくてはならない。
国の政策がある。

だから妻の兄弟たちの子供たちは親元を離れて実家の祖父母と住んでいる。親は毎月仕送りする。
もちろん例外はある。都会なら私立へ通えば良い。お金持ちだけだが。

なんとなく私たちは発展途上国ほど昔の日本のように子供たちは外で元気に朝から晩まで走り回っている気がしますよね。
でも実際は違うようです。

1.学校には校庭や体育館がない。走り回らない。運動・スポーツしない。

2.公園が無い。憩いの場ならある。子供のためではない。

妻は、日本の公園を見る度に「とても素晴らしい。子供が幸せ。」と言う。

子供のスマホ依存

スマホ依存症

スマホ依存症

子供たちは何をしているのか?朝から晩までスマホ。
親元を離れて暮らす子供たちにも弊害があると妻は言う。

6,7歳頃から親が与えてしまう。
離れて暮らす子供と毎日オンラインで話したい。
暇だと可哀想との理由が多い。
ゲーム中毒になって中学校を中退することもあるようだ。

妻が幼い頃は、家の仕事を手伝わされた。
5歳頃から朝早く起きて川に魚取り、薪運び、赤ちゃんの世話。

ベトナム コロナウイルス

北のハノイは日本のように四季がある。南は年中暑い。
日に何度もシャワーをする。 そんな気候なので昼間は外に出たがらない。
夜、涼しくなるとバイクに乗って街や公園へ遊びに行く。

ベトナム女性 B

ホーチミン

11月~4月 乾季
5月~10月 雨季
気温 24~32°C

昼でも夜でも屋台があるので公園は良いデートスポット。
お金もあまりかかりません。

世界地図を見ると南北に長い国です。
北の人々は少しドライな感じ、南はホット、とても人情的、陽気なイメージです。

ホーチミンの鉄道は2022年開業予定。日本の技術が役に立っているようです。周辺の土地は値上がっています。

ベトナムでは軍人は広く国民から信頼されている。災害時に活躍するから。

警察は嫌われている。小遣い稼ぎで悪さをするのが日常茶飯事らしい。
普通にバイクに乗っていても「おいでおいで」されて罰金(と小遣い?)を徴収されるとか。

社会主義国家、仏教が主。
他の宗教信仰者は政治家や国の重要な役職には付けないらしい。

世界中にパンデミックを起こしているCOVID-19コロナウイルス 累計数 (最新データに更新)

日本

  • 感染者  : 577,000人 (27/4/2021) ⇒ 1,730,000人 (27/11/2021) 7か月後 約3倍
  • 死 者 : 10,031人 (27/4/2021) ⇒  18,354人 (27/11/2021) 7か月後 約1.8倍
ベトナム

  • 感染者 : 2,857人 (27/4/2021) ⇒ 1,210,000人 (27/11/2021) 7か月後 約424倍
  • 死 者 : 35人 (27/4/2021) ⇒  24,882人 (27/11/2021) 7か月後 約711倍

4月時点では、「発生源の中国と地つづきなのに立派!強力な中央集権国家は統率力があるのかな。」と感心した。

しかし、ここ数カ月で状況が変わった。
ベトナムでは、厳しい移動制限をしているが、感染者が急激に増えた。
妻の兄妹もり患した。

コロナも含めて災害時等に国の政策を批判する人は少ないようだ。
彼らはベトナム人であることを誇りに思っている。

ベトナム戦争は1955年から1975年に終結。

結論:大戦後の日本のように豊かな暮らしを渇望している。

まとめ

ベトナム一般的な日常
  • 田舎では高校卒業後、就職、都市へ出稼ぎ
  • 結婚適齢期は20歳位
  • 男性は育児家事をほとんどしない。
  • 公立学校は親の出身地で通う。親子の現住所ではない。
  • 子供のスマホ依存症
  • コロナウイルス
案内人

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toi
筆者
・会社員から事業家
・2019年ベトナム女性と再婚
・60歳で子供を授かる。
・日本の中高年男性を応援したくてブログを始める。
・長年コーチングを学ぶ。
・人生テーマ:「人は幸せになるために生きている。」
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